1月
昨日からの雪で、原町高校の周辺も一面白い世界になりました。
原町高校のシンボルのキンモクセイも白くなり、雪の重みでか普段は丸い上のほうの形が変わってしまいました。先生方は、登校する生徒の通路をつくるための雪かきをしました。
心配されたのは生徒たちの通学状況です。保護者の方の車、自転車、徒歩による通学は普段よりとても大変な様子でしたが、事故もなく無事でした。本格的な冬となり、雪などにより普段より交通事情が大変になります。早めの出発を心がけ、安全に通学できるよう願っています。
もうすぐセンター試験です。原町高校も会場となります。受験生のみなさん、ぜひ頑張ってください。
12月
10月
平成24年10月11日(木)6・7校時に1年生を対象に、(株)リクルートから講師をお招きして、「職業観育成講話」を開催しました。大学を卒業して間もない若い先生ということもあってか、生徒たちは冒頭から話に聞き入りました。
出身地の国立大学に物足りなさを感じ、首都圏の国立大学に編入したことや就職先に満足できず転職して現職にあることなどのお話、さらにパワーポイントや映像資料を駆使し、多様な産業や職種で活躍する人を紹介していただき、それを生徒たちが自己の将来への投射させていくワークシートへの書き込みを行いました。その際には生徒たちの中に入り、巡回して熱の入った説明をしてくださいました。生徒代表の成果発表もあり、とても実りの多い講話となりました。
10月
原町高校のキンモクセイに花が咲きました。毎年、この時期には生徒昇降口の前のロータリーのキンモクセイにオレンジ色の花が咲き、特有の香りが漂います。
このキンモクセイは昔から原町高校を見守ってきました。毎年、たくさんの新入生を迎え、卒業生を送り出してきました。3年生の卒業アルバムの全体集合写真は、キンモクセイのまわりに生徒、教員が集まって撮影するのが恒例になっています。
震災のため、学校が使えなくなり、サテライトでの学校生活を終えて、学校に帰ってきた我々を迎えてくれたのも、このキンモクセイです。その変わらない姿は我々に安心感を与えてくれました。このキンモクセイは原町高校のシンボル的な存在です。
花が咲くのは、約1週間という短い期間です。また来年、変わらない花が咲き、その香りを楽しめることを楽しみにしています。
10月
平成24年10月4日(木)2学期中間考査終了後、「秋季避難訓練」を実施しました。あいにくの雨模様で、避難先を校庭から第1体育館に変更して行いました。体育館に避難して人員確認を行いました。校長のあいさつの後、南相馬消防署長から講評をいただきました。避難の際に注意すべきこととして、「想定外のことがあっても、落ち着いて対処することが大切である」との話がありました。
10月
平成24年10月1日(月)の朝の登校時間帯に、「衣替えに伴う登校指導及び交通安全指導」を実施しました。夜中に台風が通過した後で、天気も晴れ、衣替えにしては温かな日となりました。
駅前、郵便局交差点、西町交差点、校門付近、駐輪場、生徒昇降口の6カ所で、歩行者、自転車の安全指導と自転車の施錠、服装等に関して指導を行いました。また、PTA健全育成委員会の保護者の方も参加してくださいました。10月1日は県下一斉服装指導の日になっています。衣替えで冬服になりますが、高校生らしい服装を心がけてほしいと考えます。
今後とも、保護者、地域の方々のご理解、ご協力をいただきながら、教育活動を推進していきたいと思います。
9月
平成24年9月27日(木)7時間目に「平成24年度生徒会役員選挙」を実施しました。
会長に1名、副会長に2名が立候補し、原町高校生を前に、立候補にあたっての抱負を力強く訴えました。
その後、投票となり、選挙管理委員会によって開票された結果、3名全員が信任されました。来年は、3年に1度の原町高校の伝統行事である「柏曜祭」があります。新しい生徒会役員は責任が大きいですが、情熱とやる気に満ちており、生徒会のさらなる発展が期待されます。
9月
9月20日(木)の6・7校時に第2学年による「大学教養講座」を実施しました。これは、福島県教育委員会指定の「大学進学希望実現事業」の一環として、進路選択に対する動機付けと進路意識の高揚を図ることを目的としており、下記のとおり6つの講座に分かれ、模擬授業を受けました。
講座内容 | 講師 |
文学「史学一般について」 | 東北大学文学部教授 |
佐藤弘夫先生 |
経済・経営学「地域政策論」 | 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター |
特任准教授 吉田樹先生 |
心理学「集団における心理学について」 | 福島大学人間発達文化学類 |
飛田操先生 |
理工学「新エネルギーについて」 | 福島大学共生システム理工学類 |
教授 島田邦雄先生 |
農学「栄養生理学について」 | 東北大学農学部 |
准教授 白川仁先生 |
看護学「看護学について」 | 福島県立医科大学看護学部 |
准教授 小平廣子先生 |
生徒たちからは、「大学の楽しさを味わえる話があり、あらためて大学に興味を持った。大学がより身近に感じられた。」「大学で、興味があることについて研究を通して追求してみたい。」といった感想等があり、模擬授業を通して大学進学へ意欲を高めたり、物事に対する新たな視点を得たりしていました。 | | |
▲文学 | ▲経済・経営学 | ▲心理学 |
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理工学 | ▲農学 | ▲看護学 |
9月
9月13日(木)、まだまだ残暑が厳しい山形大学の山形市小白川キャンパスを1学年154名が訪問しました。小白川キャンパスには、人文学部・地域教育文化学部・理学部の3学部と大学本部があります。この訪問は、1年の早い時期に大学を見学することで、大学の雰囲気や授業内容を知り、その後の学習に取り組む動機付けとするために企画しました。
初めに、全体説明会を行い、これからの若者が身につけなければならない資質(力)とは何かと、山形大学の現状について説明を受けました。とても有意義な内容で、生徒達も大いに刺激を受けたと思います。
終了後、学生会館(学生食堂)で食事を取り、大学生の雰囲気を味わいました。また、ボランティアの学生が構内の施設を案内してくれて、ささやかではありますが交流が行われました。
午後は、5講座に分かれ、模擬授業を受けました。以下はそのテーマ・講師の一覧です。
(1)人文学部人間文化学科 福山泰男教授
「感時花濺涙 恨別鳥驚心 -命をうたう文学の力-」
(2)人文学部法経政策学科 澤田裕治教授
「基礎から考える法学-「世界の良心」安達峰一郎と日本国憲法」
(3)地域教育文化学部 佐藤宏平准教授
「思春期・青年期メンタルヘルス」
(4)理学部地球環境学科 柳澤文孝先生
「宇宙から見る地球環境問題」
(5)理学部物質生命化学科 伊藤廣記教授
「生活を潤す有機合成化学」
今回の見学会を通して、原町高校生が、今後飛躍してくれることを大いに期待したいと思います。
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▲バスに乗って出発 | ▲全体説明会 | ▲模擬授業 | ▲大学生が構内を案内 |