トップリーダー研修が行われました!
2025年8月1日 17時00分 [進路]8月1日(金)にトップリーダー研修が行われました。
1年生から3年生までの参加希望者29名がバスに乗り込みます。
今回の研修は、福島イノベーションコースト構想の実現に貢献する人材育成事業の一環で、相双地域の4つの先端技術について学べる企業・研究所を訪問します。
まずは、田村市都路町にある(株)A-Plusを訪問しました。
レタス栽培がロボットで全自動化されています。
その仕組みや開発過程、作業工程についてしっかり講義を聞いてから・・・
工場の様子を見学です。自動で動くロボットに生徒も興味津々。質問が止まりません!
次は、双葉郡浪江町にあるFH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)を訪れました。
カーボンニュートラル、SDGs、そして水素で走る自動車についての講義を受けた後、敷地内を見学します。
続いて、同じ浪江町にある(株)ライスレジンを訪問しました。
右の写真は、(株)ライスレジンが開発した商品の数々です。
バイオマスについては聞いたことがあるかと思いますが、(株)ライスレジンが開発しているのは、なんと、食用にならない(廃棄される)お米を使用したプラスチック!!
アップサイクルの仕組みを学びました。
工場内はお米を炊いたようないい匂いがかすかにします。
最後に訪問したのは、 南相馬市原町区にある(株)人機一体(福島基地)です。
(株)人機一体は2025大阪・関西万博にの特設サイトでロボットの展示を行っている会社で、
大きなロボットが動く様子を画面で見せていただいた後で、実際に見学です。
写真では、ロボットを操作する人(左の生徒)が軽い力でスティックを動かしています。
ロボットのアーム側(右の生徒)では大きな力となり、重いものでも動かすことができるという仕組みを体験しています。
また、逆に、アーム側に力が加えられると、操作する人にも押された感触が伝わるという仕組みです。
4つの訪問先での研修の後、参加した生徒からは下記のような感想がありました。
・ロボットの目覚ましい進歩や開発に関してのニュースをよく目にしていたが災害時や環境問題の面においてなど人の手に取って代わるほど普及していなく、ロボット社会の実現をはっきりと想像できていなかったが今回実際の現場を見ることができ、思い描く未来が近くまで来てることにとてもワクワクしました。今回の経験を進路活動に活かしていきたいです。
・機械やAIが発達して世の中に利活用がされていっている。しかし、その影響で環境や人への配慮も必要が増えている。だからこそ、発展させていくことにも次の世代のための環境配慮にも考えていくことが大切だと思った。
参加した生徒それぞれが、相双地域におけるイノベーションに刺激を受けた有意義な研修でした。